記念すべき#001で取り上げる日本酒は僕が日本酒を好きになるキッカケにもなった山形県米沢市“新藤酒造(http://kurouzaemon.com)”。
嫌な酒粕かんなんて皆無。ゲート日本酒として最適な超万能日本酒「九郎右衛門 裏・雅山流 香華 (くろうえもん うら・がざんりゅう こうか)」です!
裏•雅山流 香華 スペック一覧
原料米 | 精米歩合 | 酵母 | 日本酒度 | 酸度 | アミノ酸 | ALC |
出羽の里100% | 65% | 山形酵母 | +2 | 1.0 | 0.9 | 14〜15 |

っん?これは日本酒か?
何だこのスッキリして飲みやすいお酒は…
本醸造の皮を被った大吟醸酒
これを飲んだ当時まで僕は日本酒に対して悪いイメージしか持っていなかったので衝撃を受けました。
それまで抱いていた酒粕感が強く嫌な甘味があるものと正反対で、華やかな香りが立ち、飲み口も香りの印象のそのままで喉を通り越すまで清涼感がずっっと続く。甘味は決して強くないが体に馴染むような酸味。
初めてこれを香華を飲んだ時はただただ美味しさに感動したが経験値が少なかったためこの日本酒の凄さを表す語彙が僕にはありませんでした。
が、様々日本酒を飲むようになりこの記事を書くにあたり、改めて飲んでみました。
今の僕がこの日本酒にキャッチコピーをつけるのなら「本醸造の皮を被った大吟醸酒」。
これに限ります。
山形を詰め込んだ一本
使用している酒米は「出羽の里」。
酵母は「山形酵母」。
もちろん水も米沢の伏流水。
使用している酒米、酵母は共に山形県が開発したものです。
特徴として、出羽の里は大粒で心白発現率が高く、高精白に向いた酒米です。
山形酵母は香高く、爽やかな酒になりやすい傾向があり、香りはリンゴやマスカットを思わせる傾向にあるそうです。
山形の蔵元が山形発の酒米、酵母で醸した、山形の技術を注ぎ込んで醸された至極の一本です。
日本酒初心者に最適の一本
香華に出会うまでの僕もそうでしたが日本酒に苦手イメージを持っている理由の多くに酒粕感嫌だ。というのがあります。
既述ですが香華はそれを全く感じずむしろその真逆をいくスッキリした味わいなので大変おすすめです!
ネットで初心者におすすめの日本酒など調べると
- 十四代
- 新政
- 而今
- 寫楽
- 鳳凰美田
など様々出てきます。
確かにどの日本酒もめちゃめちゃに美味いし日本酒が好きな人でも初めてこれらを飲んだ時、日本酒の概念を変えられるほどのお酒たちです。
っが、入手困難すぎる…
ネット通販サイトなどでは明らかに定価ではないプレミア価格で売られています。
香華は入手困難ということもなく値段的にも比較的安価でもあります。
日本酒に苦手意識を持っている。興味はあるけど何から飲んだら良いのかわからない。そんな人はぜひ効果を飲んでみてください!
【日本酒】 裏雅山流 香華 吟醸仕込無濾過 1.8L 価格:2420円(税込、送料別) (2022/1/13時点)楽天で購入 |
香華×音楽「MY HEART DRAWS A DREAM(L’Arc〜en〜Ciel)」
香華に合わせた1曲はL’Arc~en~Cielで“My Heart Draws a Dream”
曇り空が晴れていくような4分間
曇天を思わせるイントロ。
Aメロはアッサリしているのもの深みのあるサビ
爽快感の中に地に足がついたような安定感は重厚なベースとギターの遊びで生まれます。
Hydeless ver.で聞くとよくわかるがベースはあまり遊ばずコードを下からしっかり支えています。
ハーモニーはストリングが影でうっすら鳴り、ベースのルート音が全面に出ることでより重厚感を増しています。
ギターは上で自由に遊ぶ。さながら風や鳥のように。
そしてドラムは淡々としているようでサビ前などの要所ではタムを主体とした刻みで推進力をつける。
そしてなんといってもhydeさんの歌声。特にBメロが最高。
Hydeといえばこの歌い方。アタック、リリース時の艶かしい吐息まじりの歌声。
全体を通して爽やかな曲の中でhydeさんの艶かしい歌声が入る、美しく爽やかな曲。
Cメロからラスサビまでの間奏でバンド全体で一気に空が晴れるように感じる盛り上がり方があります。
曲全体を通して初めは曇天、進むにつれ青空になっていく。
この爽やかさはまさに香華。
香華を飲みながら聴きたい一曲です。
香華×お笑い「防犯(東京03)」
第17回東京03単独公演「時間に解決させないで」より「防犯」
角ちゃんの衝撃的な行動から広がる爽快な笑い
強盗をする前の飯塚に疑いだけでカラーボールを投げてしまう店員の角田。
気持ちはわかるが状況だけ俯瞰で見ればただの客にカラーボルを投げただけとなり、角田が悪くなってしまう。
東京03のネタの中ではすごくシンプルでわかりやすく時間も比較的短めなので東京03初心者にはおすすめの一本です。
香華と合わせた理由は明瞭です。
善良な強盗にカラーボールを投げてしまう角ちゃんの爽快感あふれるこの行動!
この爽やかさはまさに香華。
「何かされてからでは遅い」とごもっともな考えだけどこれはあまりにも早すぎた。
実はこのネタをきっかけで東京03にはまりファンクラブに入るほど好きになりました。
東京03の単独公演はネタごとに繋がりがないように見えて所々に伏線が張られており幕間映像やその後のネタでじわじわと繋がるような構成になっています。
この単独公演もすべて見てやっと完成するので、このネタを見て面白いと思ったらぜひ第17回東京03単独公演「時間に解決させないで」を見ていただきたいです!
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